第12回キャリアマップを描いてみましょう!

コンサルタント直伝 薬剤師向け 転職ノウハウ講座

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第12回
キャリアマップを描いてみましょう!

~将来を見据え、薬剤師として成長するために~

薬剤師の皆様、こんにちは。転職をお考えになっている方でしたら、誰でも少なからず自分の将来のキャリアに対していろいろなイメージを持っていらっしゃると思います。どんな職場でどんな経験を積み、何歳ぐらいでどんなポジションに就きたいか。そのためにはどんな資格やスキルが必要か…といったキャリアプランは、できるだけ早い段階で具体的に構築しておいた方が将来有利ではないでしょうか。そこで今回は薬剤師のキャリアマップについてお話をしてみたいと思います。

講師:大木博史
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キャリアマップとは?

キャリアマップとは、自分が実現したいキャリアを平面図にしたものです。
「自分が将来こうなりたい」という漠然としたイメージを元に、年齢や「○年後」という時間軸を作ります。時間軸ごとにキャリアの道筋とレベル、各レベルで身に付けておくべきスキルや取得しておくべき資格などを加えていけば一応の完成です。

たとえば、「これから3年の経験を積み、○歳までに管理薬剤師になる。その後何年間管理薬剤師としての経験を積み、○歳までにはこれぐらいの規模の薬局に転職して管理薬剤師になる」「薬局チェーンに転職し、地域統括マネージャーをめざす」といった、おおまかなキャリアプランをまず図示できるようにします。言い換えればキャリアマップづくりとは、自分の未来予想図を描くようなものです。

最初は漠然としたものしか書けないと思いますが、「○歳くらいには少なくともこれぐらいのポジション、これぐらいの年収は実現したい」「こんなポジションに就いている人の年収はどれぐらいで、どんなスキル・キャリアが必要なのだろう?」など、考えたり調べたりしたことをマップに書き込んでゆくことで具体性が増してゆくでしょう。

薬剤師のキャリアの多様性

薬剤師のキャリアといっても、たとえば調剤などの現場の仕事にこだわるか、病院薬剤師として何らかのスペシャリストを目指すか、薬局薬剤師としてマネージャー職などへの昇進を目指すか、教育・指導職を目指すか、あるいは独立開業を目指すか…非常に選択肢は多岐に渡ります。またキャリアアップを目指さず、できるだけ長期に渡って現状の年収や待遇を維持したいという考え方もあるでしょう。

たとえば「専門性を追求していく」ということであれば、病院や調剤薬局、在宅医療など業務上の特性の高い職場で知識や技能を身に付けてスキルを専門特化することによりポジションを高める、あるいはその職場に欠かせない人材となって末永く働き続ける、という道があります。さらに最近は医療現場で医療チームの一員として配属される病棟薬剤師、また認定薬剤師といった方面で専門性を発揮させることも可能でしょう。

また、調剤薬局チェーンやドラッグストアチェーンなどでマネージャー職を経て、最終的には役員を目指す、というビジネス色の強いキャリアを選ぶ人もいます。これはある段階から薬剤師としてのスキルよりも管理能力を重点的に養っていく必要があるかもしれません。

さらに「医薬品の開発・研究に携わる」という方向性もあります。製薬会社の開発部門に所属し、医薬品や医療などに関する知識・技能を活かして新薬の製造・研究、あるいは医療情報の発信やマーケティング分野に携わる薬剤師も多いのです。

キャリアマップには分岐があってもよい

さて、いくら薬剤師のキャリアにはいろいろな方向性があるといっても、実際に選べる道筋はただひとつです。とはいえ、今から5年も10年も将来のことについて、今から完全に計画できるわけではありません。

そこで、キャリアマップにはいくつかの分岐を設けておいても構わないのです。
たとえば「とりあえず○歳まで薬局薬剤師の仕事を続け、少なくとも管理薬剤師として通用する人材になる。そして○歳までには管理薬剤師として管理職の道を進むか、あるいは薬剤師としてより専門的な道を進むかを決める」といった、意思決定までの猶予期間を設けておくのもよいでしょう。
いずれにしても、キャリアマップを作成してみることで、その猶予期間内に身に付けておかなくてはならないことは明確になります。「自分の進むべき道を迷っている」「ハッキリした目標設定がほしい」という方は、ぜひキャリアマップを作ってみてください。おのずと進むべき道筋が見えてくるはずです。

今回の講座のポイント

キャリアマップとは、自身の未来予想図。数年後どうなりたいかを書き出して将来の予定を立ててみる

薬剤師としてスペシャリストになるの他に、独立、教育職、新薬の製造・研究など様々な可能性を探ってみる

※記事の内容・リンクは掲載当時のものです。予めご了承ください。

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