メディウェルの薬剤師専任コンサルタントがキャリアアップを目指す薬剤師の皆様に、転職のプロだから知っている
“最新の転職市場の動き”や“希望にあった求人の見つけ方”など、転職成功のために「プロの技」をお教えします。
第1回
薬剤師の転職市場動向
~調剤ができるだけの薬剤師はもういらない?!~
薬剤師の皆さんこんにちは。「転職ノウハウ講座」、第1回目の講師を務めます、東京営業所の薬剤師専任コンサルタント田ノ上亮です。転職活動のノウハウをご紹介する前に、第1回目の今回は、薬局や病院で聞いた転職に関する”生の声”をもとに、今後の「薬剤師の転職市場動向」について解説したいと思います。
今後を左右する3つの出来事
2012年は「6年制薬剤師の登場」、「診療報酬の改定」と、薬剤師の転職市場にとっても大きな出来事が目白押しです。時流をきちんと抑えた上で、ご自身の転職、そして将来について考えることが大切です。そこで、まず初めに薬剤師の転職市場の今後を大きく左右する出来事を3つ、ご紹介したいと思います。
- その1:薬局経営が更なる「競争激化」の時代に突入
- 特に薬局において以前のような政策誘導での医薬分業の潮目が変わって来ています。薬局の飽和化とドラッグストアの参入、調剤報酬(薬価)の減少などが逆風となり、大手や準大手調剤が生き残りをかけて事業規模を拡大。薬局業界は更なる競争激化の時代になっていくでしょう。
- その2:専門スキルの高い6年制薬剤師、ついに登場
- 6年制薬剤師が2012年度に卒業し、薬剤師の絶対数が増えます。更に今までよりも専門性や能力の高いと思われる若い人材が就職することにより、薬局の中途募集が減っていく可能性があります。
- その3:薬科大乱立で求人競争倍率が上がる??
- 薬科大学が乱立し定員割れを起こしている大学もありますが、以前よりも多くの薬剤師が出てくることは確実。製薬企業や病院は求人が減ってきているため、調剤薬局の求人競争倍率も必然的にあがっていく傾向にあります。
「“調剤ができるだけの薬剤師”は淘汰されていく」(某病院薬局長・談)
では、実際に、薬局や病院ではどういったことが起こっているのか、直接、採用担当者に聞いてみました。(以下その際のやりとりになります)。
- 田ノ上:
- 「薬剤師について、“6年制薬剤師の卒業”“薬価の引き下げ”が逆風になると言われておりますが、今後の採用の方向性としてはどのようになっていくと思われますか?」
- T病院薬局長S氏:
- 「(6年制の薬剤師は)4年制の薬剤師よりも多く勉強、実習を経験しているので、4年制の薬剤師はますます専門性が問われていくと思います。単に“調剤ができる”だけでは淘汰されていくと思いますよ。薬価の増額改定も見込めない状況なので、経営的にもシビアになることが予測され、人選に関しても厳しくなっていくでしょう。逆にチーム医療や専門薬剤師の資格を取りたい等、主体性のある薬剤師は重宝されると思います。」
いかがでしょう。他の病院でも同じ内容の質問をしましたが、ほとんどの採用担当者から同じ答えが返ってきます。やはり「薬剤師が選ばれる時代」が近い将来やってくる可能性は高いのではないでしょうか。
来るべき時に備え、今から
- 1、将来どんなことがやりたいのか?
- 2、調剤以外に自分の強みとして伸ばしていきたい(伸ばせる)スキルは何か?
薬局経営の競争激化、6年制薬剤師の登場、薬科大学の乱立により、「薬剤師が選ばれる時代」が来る
選ばれる“重宝される薬剤師”になるために、「自分の強み」を見つけ、伸ばせる転職を実現する
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