曽於郡大崎町

曽於郡大崎町は鹿児島県の東部、志布志湾の一番奥に面した町です。町は志布志湾に注ぐ中小河川が作り出す平野部や丘陵地が大半を占め、気候も黒潮が洗う太平洋岸エリアの一部という事で大変温暖であり、町内ではこれら恵まれた気候や土地を活かした農産業が盛んに行われています。特にミカンやマンゴー、メロンといった果物やナス、サツマイモといった野菜が良く作られ、また地元で採れたサツマイモを原料とした芋焼酎も人気となっています。志布志湾に面した美しい海岸地帯は国の松原と呼ばれ、日本を代表する白砂青松となっています。これら観光スポットや農産業にも恵まれた土地ではあるものの、やはり近年は高齢化と働き手である若年層の人口流出が止まらず、町の大きな課題となっています。
しかしながら大崎町の中心街は志布志湾沿岸エリア最大の市街地である志布志中心街から10キロも離れておらず、周辺の交通利便性も比較的高いものがあり、町内の病院や薬局で働く薬剤師にとっては通勤も比較的楽となっています。病院やクリニック、ドラッグストアの絶対数が少ないため、ここから薬剤師の求人が発生する機会は少ない事は確かですが、前述の理由により就業のシフト選択の自由度はかなり大きくなっています。その大半が主要道路である国道220号線や448号線沿いにある為、通勤の道が分かり易い事もメリットです。(閉じる)

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