加茂郡八百津町

加茂郡八百津町は町域の実に9割までが山林という林業で栄える町です。丸山ダムを擁する木曽川が東西に貫流しており、かつては八百もの津があった、との俗説が地名の語源になっています。メインストリートの本町と呼ばれる通りには江戸期の面影を残す蔵や商店、旧宿屋が立ち並んでいますが、味噌や酢といった伝統的製法を重んじる産業も健在です。とくに栗きんとんを初めて作った、とされる老舗は2000年代の今でも商いを広げています。
八百津町は西の美濃加茂市から伸びて東の恵那、中津川両市方面に至る国道418号線が主要幹線です。この道路の南縁に沿って流れる木曽川の北岸一帯に薬局が点在しています。このため薬剤師の募集はほとんど同地点からなされており、求人への応募は地理的な意味で逡巡することはあり得ません。自動車通勤はほぼ必ず418号線を利用することになります。町役場は木曽川の南岸にあり、そこから県道83号線を通れば南隣の御嵩町内の繁華街へと出られ、別の自治体ではありますが薬局が多く営業しています。(閉じる)

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