薬剤師に役立つスキル『ビジネスマナーの基本』

このコンテンツでは、ビジネスマナーの基本として、「お辞儀」「名刺交換」「ビジネス敬語」「SNS」について、これだけは心得るべきポイントを説明します。

「お辞儀」

挨拶は“語先後礼”、言葉を伝え終えてから「お辞儀」をしましょう。お辞儀をしながら言葉を伝えると、相手が聞き取りづらくなります。そして、「お辞儀の角度」は、TPOに合わせた表情で使い分けます。ビジネスマナーのマニュアル等には、会釈が15度、敬礼が30度、最敬礼が45度、謝罪が70度と記載されています。

「名刺交換」

複数対複数での「名刺交換」は、立場が上の方から順に行います。まず上司から先に行い、自分の順番が来たら、お客様より先に名乗り名刺を差し出しましょう。

「ビジネス敬語」

「ビジネス敬語」として、相手や自分を表現する際の言い換えを押さえておきましょう。相手や相手の所有物を敬うときは、「御」「貴」「お」などをつけます。また、自分や自分の所有物をへりくだるときは、「弊」「小」「拙」などをつけます。

「御社」「当社」「弊社」の使い方は、特に理解しておく必要があります。
「御社」は、“相手の会社”を表します。就職活動の面接で、よく使っていたのではないでしょうか。「当社」は、“自分の会社”を表しますが、相手先と同等の立ち位置のため、奢った感じがするという意見があります。どなたかに自分の会社について説明するときは、「弊社」とへりくだるとよいでしょう。

「ビジネス敬語」として、「つまらないものですが」という言葉の使い方についてはぜひ覚えておいてください。
手土産を渡すときなどに使われる「つまらないものですが」は、いまは使われる機会が減っているようです。相手にしてみたら、「つまらないもの」なんていりませんので、必要以上にへりくだることはないのです。心を込めて選んだ贈り物なのですから、「気に入っていただけるとうれしいです」とお渡しして、喜んでもらいましょう。

「SNS」

「SNS」は、用途や目的に合わせて使い分けましょう。SNSを使う際に気をつけるべきポイントは、3つあります。
1つ目は、相手に申請をするときはどこの誰でどういった面識があったかを名乗りましょう。2つ目は、SNSは依存度が高いため使用時間や目的を決めて利用しましょう。3つ目は、プライベートであっても、外部への情報漏えいのリスクを考えて投稿しましょう。場所を特定しなくても、わかる人にはわかるというリスクがありますので注意してください。

今回のまとめポイント

・「お辞儀」は語先後礼、TPOに合わせた表情で「お辞儀の角度」を使い分ける
・複数対複数での「名刺交換」は上の方から行い、自分の順番が来たら先に名乗る
・相手を敬う場合と自分をへりくだる場合、それぞれで「ビジネス敬語」を使い分ける
・「SNS」は、依存しすぎないように使用時間を決めて用途や目的に合わせて使い、情報漏えいに注意する

経営倫理士/インストラクショナルデザイナー
ウィズサポ代表
川村 和美(かわむら かずみ):名城大学薬学部薬学科、同大薬学研究科博士号取得。薬局勤務を経て2009年に経営倫理士資格を取得。薬剤師の「倫理」の観点から薬剤師教育に尽力。日本薬学会、日本医療薬学会の代議員としても活動。執筆歴としては『薬剤師とくすりと倫理』執筆『そこが知りたい,緩和ケアにおける服薬指導』の『緩和ケア』編執筆など多数。

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