第8回“退”職活動

コンサルタント直伝 薬剤師向け 転職ノウハウ講座

メディウェルの薬剤師専任コンサルタントがキャリアアップを目指す薬剤師の皆様に、転職のプロだから知っている
“最新の転職市場の動き”や“希望にあった求人の見つけ方”など、転職成功のために「プロの技」をお教えします。

第8回
“退”職活動

~円満退職のために~

薬剤師の皆さんこんにちは。「転職ノウハウ講座」第8回目の講師を務めます、コンサルタントの田之上亮です。
さて、今回のテーマは「退職の仕方」です。最近求職者の方にお会いしていると、退職のタイミングで悩まれている方が非常に多いように感じます。「退職願はどのくらい前から出せばいいの?」「退職、転職活動、新しい職場への入職…スケジュールの立て方は?」「退職の届出を出したのに受理してもらえない!」…。今回はそんな疑問にお答えする「“退”職活動」の方法をご紹介します。

講師:田之上亮
講師:田之上亮 ryo_tanoue
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民法627条 退職のルール

「退職」は転職活動をする上でとても重要なポイントです。そこで、今回はまず、民法627条に記載されている自己都合退職に関するルールをご紹介します。

【自己都合退職のルール】
◆完全月給制社員の場合
⇒月の前半に退職の申し入れをすると月末に退職することができ、月の後半に申し入れると翌月の末日に退職することができます。※賃金の締切日が月末のケース
◆年俸制社員の場合
⇒退職予定月の3ヶ月前までに申し入れる必要があります。
◆時間給制社員や日給制社員の場合
⇒退職の申し入れから2週間後に雇用契約を終了(退職)することができます。

※上記の期間を守らず一方的に雇用契約を終了(退職)し、医療機関に何らかの障害が生じた場合には損害賠償が発生する可能性もあるので注意が必要です。

法律では以上の通り期間が規定されていますが、一般的には退職の約2ヶ月前に退職を申し入れるのが妥当な期間です。仕事の引き継ぎ等自分の都合だけで決められない要素はいくつかあると思いますが、様々なトラブルを避けるためにもできるだけ早めに退職日をいつにするか、転職先の人事担当と相談しましょう。また、退職の意思が本人の口からではなく周りから上司の耳に入ることもNG。まず直属の上司に意思を伝えてください。

立つ鳥跡を濁さず

過去には、転職先を決めたものの予定通りに退職できず転職先に入職日を延期するようにお願いした人や、結局退職できずに勤務を続けた薬剤師さんもいました。反対に退職手続きなしに突然職場に来なくなってしまったり、ギリギリになって退職の申し出をしたりというケースもあります。
万が一トラブルで入職が遅れる場合は、入職予定日の1ヶ月前までに必ず先方に連絡し、できれば訪問して誠意をもって事情説明を行い理解してもらうようにしましょう。そして、退職する職場では、きちんと引き継ぎを済ませ、気持ちよく送り出してもらいましょう。やむをえない場合もありますが、「立つ鳥跡を濁さず」ということわざもあるように、できるだけ円滑に退職の手続きをしたいものです。

今回の講座のポイント

「退職」は転職活動をする上でとても重要なポイント。円滑な退職を目指す

退職の意思表示は法律でも規定されていますが、一般的には退職の約2ヶ月前が妥当。万が一入職が遅れる場合は、1ヶ月前までに必ず先方に連絡し事情を説明すること

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