薬剤師のキャリアアップ
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薬剤師のキャリアアップ

2016/01/13

薬剤師の皆様、こんにちは。
東京支店コンサルタントの田之上 亮です。


薬剤師として今後キャリアアップを図っていきたいという人は多いのではないでしょうか。では、そのためにはどんな資格があるのでしょうか。ここでは、そんなワンステップ上を目指す薬剤師の人が取得すべき資格を紹介します。

~ワンランク上を目指すには~


薬剤師の人がキャリアアップをするうえで、よく知られているのが「認定薬剤師」と「専門薬剤師」です。

認定薬剤師とは

「認定薬剤師」とは、特定の専門分野において十分な知識と技術を持って質の高い業務を実践していることが認められたうえで、一定の研修参加や試験合格した薬剤師の資格のことです。現在では、さまざまな団体から各種の認定証が発行されています。

認定薬剤師の資格を維持するためには、常に薬学に関する最新知識を学ぶ必要があります。そのため、認定薬剤師資格保有者は、最新の知識を持っている薬剤師とみなされるので、転職の際の強みになります。主なものには以下のような認定薬剤師の資格があります。

●研修認定薬剤師
薬剤師は最新の医療需要と社会的要請に応えるために、生涯にわたって研修などによる自己研さんが必要とされています。その研修実績の保証の1つとして認められた薬剤師資格です。一定期間内に所定の研修を修了し、申請することで認定されます。

●認定実務実習指導薬剤師
6年制薬学生の実務実習の指導者としての薬剤師の認定制度です。薬学生の実務実習に取り組む薬剤師として認められる制度で、薬剤師の育成に貢献することができます。薬剤師として職能の向上に努めたうえで、所定の研修を修了後に申請することで認定されます。

●小児薬物療法認定薬剤師
小児科の医薬品について専門的立場から、患者の子どもと保護者に対し医薬品の指導ができると認定された薬剤師資格です。日本薬剤師研修センターと日本小児臨床薬理学会の所定の研修を修了した後、試験に合格する必要があります。また、更新には3年ごとに単位を取得し、講習を受けなければいけません。

●精神科薬物療法認定薬剤師
精神科の薬物療法に専門知識を持っていると認定された薬剤師資格です。精神科でのさまざまな症状に合わせた薬剤管理、薬剤情報の提供ができます。

専門薬剤師は薬のエキスパート

一方、専門薬剤師は、専門領域の医学や医療の知識、薬物治療の高度な知識と技能を持っている薬剤師のことです。「薬のエキスパート」ともいえます。以下のようにな資格があります。

●がん専門薬剤師
がんの薬物療法の専門的な知識を持っていると認定された薬剤師資格です。がんの薬物療法に一定の水準以上の知見があるということになり、臨床現場で活躍ができます。

●感染制御専門薬剤師
感染防止の専門家として2006年に誕生した資格です。病院などの医療機関の中で、感染症の治療や予防を行うために活躍します。認定薬剤師以上の知見と指導力が求められ、ICUでの活躍も見込めます。

●精神科専門薬剤師
精神科薬物療法認定薬剤師の資格があり学会発表を行っている人に受験資格があります。疾患、薬剤の知識だけでなく、患者さんとのコミュニケーションなども期待されています。

●妊婦・授乳婦専門薬剤師
妊娠・授乳期の薬物療法についての高度な知識と技術を持つことで薬物療法を行ったり、必要に応じてカウンセリングを行います。

●HIV感染症専門薬剤師
HIV感染症に対する薬物療法について高度な知識、技術を持つ薬剤師で、薬物療法を有効で安全に行うことができる専門家と位置づけられています。

専門薬剤師は、どの専門分野でも、生死により深く関わることになるため、肉体的な負担だけでなく、精神的な負担も一般の薬剤師に比べると大きくなります。

認定薬剤師や専門薬剤師といった以外にも薬剤師免許があれば届け出をするだけで取得できるものに毒物劇物取扱責任者、食品衛生管理者といった資格があります。

このように薬剤師の資格を持っていればさまざまな資格を取得することが可能です。しかし、大事なことはどういう資格を取るかではなく、自分がどういう薬剤師になりたいかということです。そのために必要な資格は何かを見つけてことがキャリアアップに役立つのではないでしょうか。

今回の講座のポイント
■ワンランクなら「認定」、さらに上なら「専門」薬剤師を目指してみましょう
■自分がなりたい薬剤師像に合った資格を取得しよう

※記事の内容・リンクは掲載当時のものです。予めご了承ください。

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