他店応援ばかりの環境から脱出したい私が出会った「憧れの像」
大手調剤薬局に就職したものの、待っていたのは他店応援ばかりの日々。
新卒で大手調剤薬局に就職し、1日数百枚の処方箋を受ける大規模店舗に配属されました。
ここなら薬剤師としてのスキルを身につけ成長できると思い、懸命に働いていたのですが、数か月後から他店応援が始まり、結局配属店舗にいられるのは月にたった数日だけになってしまいました。
新卒で1年未満で転職するのは、時期尚早かとも悩みましたが、1つの店舗に腰を据えて、一つ一つの仕事としっかり向き合い成長したいという思いから転職することに決めました。
条件面ばかり気にしていた転職活動。でも、面接時にはっとさせられる言葉を聞いて…。
コンサルタントの方には、「とにかく落ち着いて働きたい」と相談。
2度目の面談の際、異動のないことを第一希望に、住まい近くの川崎市内や東京都内の求人を10件強提案してもらいました。
それぞれ興味を持つ部分はあったのですが、広く展開する大手調剤薬局では異動があるかも…、小さな個人薬局では雰囲気が自分とは合わないかも…などの懸念から、なかなか決めることができませんでした。
しかし、候補の中に1つだけ、最寄り駅から近く、近辺で何店舗か展開している薬局が見つかったため、条件の合うその薬局に面接に行くことにしました。
決め手となったのは、面接の時に、担当の管理薬剤師の方が仰った一言。
「薬剤師は楽しい仕事。女性でもずっと続けられるし、そういう環境を会社としても継続していきたい」。その方がそう示してくださったとき、私ははっとしました。
いつの間にか、仕事はただこなしていくものになってしまっており、転職でも待遇面ばかりを気にしていましたが、
本当に大切なのは、やりがいをもって楽しく働くことだと気づいたのです。
自分を振り返り、恥ずかしくなると同時に、管理薬剤師が憧れの像として映りました。
「自分もこんな薬剤師になりたい、この人の下で改めて仕事と向き合い成長していきたい」。
そう思い、こちらの薬局に転職することに決めました。
コンサルタントの方に「現職を続けたらどうか」と言われてびっくり。立場を超えて、私のことを真剣に考えて下さったのです。
転職活動をするにあたり、最初にメディウェルのコンサルタントの方とお話したときは、今の環境から脱したいという気持ちだけが強く、
「何故転職したいのか」「どういうところに転職したいのか」という具体的な理由やイメージがありませんでした。
それを知ったコンサルタントの方は、転職を斡旋する立場にも関わらず、転職の意思が固まるまで今の仕事を続けてみたらどうか、というアドバイスをくれました。
びっくりしましたが、転職コンサルタントという立場を超えて私のことを真剣に考えて下さっているのが伝わり、
もし本気で転職することになったらこの方に仕事を紹介してもらおう、とその時心に決めました。
その後、本格的に転職活動を行うことになり再度コンサルタントの方と面談したのですが、そこで私が候補先を決めきれず迷っていた際も、
「条件を決めてその中から選ぼう」「何故転職したいのかをもう一度確認してみよう」と丁寧にアドバイスをしてもらえたので、目的が明確になり、不安なく進めることができました。
面接にも同行していただき、とても心強かったです。
メディウェルのおかげで自分の方向性が定まり、「自分もこんな薬剤師になりたい」と思える薬局、薬剤師さんに出会うことができました。本当にありがとうございました。
担当コンサルタントより
求職者の希望や要望と真摯に向き合い、その人に合った提案をしていきたい。
求職者の方とは何度かお会いしているのですが、最初のうちはとにかく嫌で辞めたい、という気持ちが強く、この状況で転職を勧めることが良い選択とは思えませんでした。
そのため、思い切って「しばらく現職を続けてみては?」と提案しました。
計7件の提案をし、一度お会いして打ち合わせも行いましたが、最終的には求職者自身が発見し、興味があると連絡をいただいた病院に決定しました。
これは、こまめに連絡を取り続け、様々な求人を提案・紹介し続けていたからこそ信用していただき、お話しして下さったのではないかと思います。
転職を勧めなかったことが果たして良かったのか、と悩むこともありましたが、 結果として正面を向いてお話ができたことで、求職者自身がしっかりと考えるきっかけになったようで良かったです。
今後も求職者の希望や要望と真摯に向き合い、一人一人に合った提案をしていきたいです。