家庭も薬剤師としてのキャリアも大切にしたい
家庭を守るには休日も年収も必要なのです
妻が二人目の子を授かったのを機に、家庭を重視した働き方を検討し始めました。それまで勤めていた職場は月に6~7日しか休日がなく、夜も遅かったのでなかなか家族と過ごす時間がとれなかったのです。子育ては妻に任せきりで、負担をかけている自覚がありました。このままずっと任せきりにすることはできないと感じ、妻と話し合った結果、家庭と両立できる職場へ転職することにしました。
家庭と両立するため、週休2日は譲れない条件でした。また、家族が増え養育費が今以上にかかることを考えると、年収も落とすわけにはいきませんでした。
この2つの条件だけでも難しい希望だということは分かっていたのですが、できれば幅広い経験を積める病院へ、将来性も重視した転職をしたいと思っていました。調剤だけでなく病棟業務なども習得し、どこでもやっていける薬剤師になりたかったのです。根底にはやはり、家族を安心させたいという気持ちがあったのだと思います。
最終的な決め手は「人」でした
メディウェルに登録し、何件か病院求人を紹介してもらいました。その中に一つ、目を惹く求人がありました。そこは週休2日で残業も少なく、家族との時間を増やしたいという希望を叶えることができそうでした。さらに業務内容は調剤や病棟業務に加え抗がん剤のミキシング、TPNの混注などと多岐に渡り、薬剤師として新たなスキルを身につけることができます。自宅からも通いやすそうな立地だったので、さっそくメディウェルを通して面接を設定してもらいました。
この病院の他にも何件か面接に行ったのですが、最終的にこの病院に転職を決めました。決めた理由としては、信頼できそうな薬局長や雰囲気のよい薬剤部の方々、そしてその薬剤部を理解しサポートしてくれる事務長がいたことが大きいです。薬局長や事務長から「薬剤部をもっと大きくしていきたい。そのためにも薬局長の右腕として一緒に働いてほしい」との言葉を頂き、大げさかもしれませんが、自分がこの病院で働いている未来が見えたのです。
妻の小言も減り、充実した日々を送っています
メディウェルのコンサルタントは連絡が非常にマメで、且つ私の都合のよい時間帯に合せて連絡をくれたので助かりました。また、平日は20時頃まで残業する日が続いていたので、面接日程の調整など病院側との連絡を代わりに行ってくれたのもありがたかったです。
実はこの病院を紹介してもらった当初は、年収が現状より少し下がってしまうかもしれないと聞いていました。年収以外の面は理想通りだったので、そこだけ折り合いがつかないかもしれないと残念に思っていました。すると、年収を現状維持できるよう、コンサルタントが病院側に交渉してくれたのです。結果、年収については現状維持どころか少しアップすることができました。
転職する前は妻に子どものことを任せきりにしており、小言を言われることもあったのですが、今は子育てを手伝えるようになったので妻も満足しているようです。私自身も子どもと過ごす時間が増え、充実した毎日を送っています。
担当コンサルタントより
薬剤師さんの能力を病院側に伝え、年収アップの交渉に成功
ネックであった年収も交渉の結果、ご希望以上の金額まで上げることができました。規模の大きい病院なので給与テーブルが明確に決まっており、正直に申し上げると交渉は少し難航しました。しかし、薬剤師さんが今後薬剤部の中心となれる人物であることを粘り強く説明し、無事570万円という年収を提示いただけました。
「家庭を大事にしつつ将来的なキャリアも大切にしたい」という希望が叶う転職先をご紹介することができ、嬉しく思います。