薬局で勤務する薬剤師の仕事とは?

薬剤師の就職先として最も多いのが薬局であり、54.6%の薬剤師が薬局で活躍しています。
薬局での求人数も多く、薬局で経験を積んでおけば他の薬局に転職する際もその職務経験を活かすことができます。
薬局での薬剤師の仕事について詳しく解説して行きましょう。

薬局での薬剤師の仕事とは?

薬局での仕事は処方箋に応じた薬剤の処方が主な業務です。

他にも薬剤の在庫管理や薬剤の一包化などのピッキング、医師の処方箋に疑問や不明点がある時に医師に問い合わせる疑義照会の対応があります。
薬の処方や一包化の内容が合っているのか監査も必要な仕事ですし、薬局によっては個人や施設などに薬を届けることもあります。
また、寝たきりのご老人や施設のスタッフに投薬の服薬指導を行うこともあります。

薬剤師というと薬局の窓口で薬の処方をしているイメージが強いですが実にいろいろな仕事があるのですね。

薬局勤務のメリット

薬局勤務のメリットは多くの就職先や転職先があることです。
3年ほどで転職をする人も実際に多いです。
医療機関のすぐ近くにある門前薬局の場合は医療機関のお休みに休日を合わせていることも多く、土日休みなのか、水日休みなのか就職先の薬局に応じて選ぶこともできます。
残業もあまりない薬局が多いのでプライベートな時間も確保しやすいです。

男女比は大体4:6で女性が働きやすい職場が整っていることもメリットです。
出産などで一旦職場を離れた人にもパートなどの求人がありますので、育児期間中であっても自分の都合の良い時間帯で仕事をすることが可能ですね。
ブランクがあっても就職先をみつけることはそう難しくはないでしょう。

正社員として続けていくにあたっても職場復帰をして活躍している女性の薬剤師も多く、育児休暇を取りやすい環境が整っています。
また薬局はどこにでもあるので自分の住みたい土地の近くで勤務をすることも可能ですね。

薬局勤務のデメリット

デメリットは時間帯によって忙しい時間に偏りがあることです。
薬局にもよりますが、混む時間帯には30分以上の待ち時間が出てくると患者さんをいらだたせることもあり、クレームに繋がることもあります。
それでも薬の処方は間違いがあってはなりませんので焦るわけにも極端に急ぐわけにもいきませんので非常に注意力や集中力が必要とされる仕事でもあります。
薬局で一度働き始めたらその仕事を極めて専門性を高めることを目指した方が良いのかもしれません。

調剤薬局は数人で運営されていることも多く、とても閉鎖的な環境でもあります。
人間関係がうまく行かない場合は転職を考える薬剤師も多いです。
人数が少なく、ぎりぎりの人数で運営している場合には他の薬剤師に直接影響があるので急なお休みも取りにくいです。
これらのデメリットがあるからこそ、より自分に合った勤務条件の薬局を求めて転職をする薬剤師が多いのではないでしょうか。

薬剤師の求人は非常に需要があるので薬剤師専門の転職支援サイトがたくさんありますが情報が乱立しすぎており、どの求人情報が自分に合う職場なのかを見極めるのは非常に難しいです。
データ的な情報だけではなく実際の職場の雰囲気や人員構成、残業の有無や仕事の忙しさなど自分の知りたい情報を伝えてくれるような転職支援サイトを選ぶようにしましょう。
専任のカウンセラーを設置して転職をサポートしてくれるところもありますので納得のいく転職をするためにもぜひ積極的に利用するようにして下さい。

薬局でのキャリアアップとは?

それでは薬局でキャリアを積むとどのようなことになるのでしょうか。
薬局で薬の処方や様々な雑務をこなしていくといずれは医薬品の在庫管理やレセプトの管理に携わるようになります。
薬剤師にはすべての薬局に一人置かなければならない管理薬剤師というポジションもあります。
管理薬剤師は薬局管理帳簿の記載・管理の他に、医薬品の購入、販売やその品質管理、医薬品の回収対応などの薬事管理、薬品の保管や陳列の管理を行います。
医薬品に関する最新情報を収集して整理しておく必要もあるので最新の薬事法や関連法規を理解していることも必要です。

他にも薬剤師の管理や教育指導を行い、常に業務が適正に行われているのかを管理する立場にあります。
ドラッグストアなどに比べて特に薬局の場合は在籍する薬剤師の数も多いので他の薬剤師が適切に薬剤師の業務を行っているのかなどを指導管理する業務は重要になってきます。
また、患者さんへの対応の責任者でもあるのでトラブルの際は責任を持って対処する役割も担っています。

薬学の知識だけではなく、人員管理や指導能力も身につくポジションでもありますね。
特に資格を取得する必要はありませんが3年以上の経験があることが望ましいとされています。
管理薬剤師の場合は他の薬局に並行して勤務する兼業は禁止されています。
管理薬剤師となれば他の薬剤師よりも年収が100万円程度上がるケースも多いです。

個人の薬局ではなく多くの薬局を経営しているような会社に勤めるのであれば管理薬剤師を経てその地域のエリアマネージャーなどに携われる可能性もあります。
もちろん小さな薬局を転々として他の薬局でも活かせるようなキャリアを身につけたり、一つの薬局で長く勤め続けてその薬局内の仕事すべてに対応できるようになったり、薬剤師のキャリアの積み方は自分自身で選択していくことが可能です。

いずれは薬局を開局するという道を目指す人もいるでしょう。
薬局によっては処方する薬剤が偏ってしまうことも多いためにいろいろな店舗での勤務が可能な薬局を選び、幅広い薬剤の処方経験を得るのも一つの方法ですね。
もし転職先にどのような薬局を選んだらいいのかわからない場合は自分の優先順位をある程度まとめた上で薬剤師専用の転職支援サイトなどに登録してみましょう。
薬剤師求人は条件の良いものは希望者が殺到してしまうので非公開求人も多いといわれています。

紹介会社に登録をすれば自分の希望のキャリアを積める薬局の非公開求人を紹介してもらえるかもしれません。
薬剤師としてどのようなキャリアを積むのかはあなたの勤め先の薬局の選択次第で大きく変わってきます。

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