今後の薬剤師の働き方特集
VOL1 地域で働く訪問服薬指導

~働いている方から直接お話をお伺いしました~

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薬剤師の新しいポジションとして

今年から始まった登録販売者の導入や2年後に控えた6年制大学卒の薬剤師の排出など、薬剤師を取り巻く環境は今急激に変化しつつあります。そのような中、今後は薬剤師一人ひとりの能力が試させる時代になり、キャリアプランをはっきりと描いていなければいけない。そして自ら薬剤師のあり方やポジションを見つけていかなければ厳しいのではないでしょうか。

薬剤師としての新しい働き方は様々ありますが、まずチェックしたいのは訪問服薬指導です。高齢化社会が進み、社会のニーズも今は病院よりも在宅で動き始めており、薬剤師も在宅分野での今後の活躍が期待されています。

在宅のイメージからは「大変そう」と思いになる方が多くいると思いますが、仕事の内容は、外来と大きくは変わらず、場所が「生活の場」であることが大きな違い。そして高齢者やターミナルの方もいるので、麻薬やPEGなども取扱います。調剤においての知識だけでなく、病気の症状についても知識を求められるので、「医療人」の一員として今あるスキルを更に深堀することも在宅の魅力ではないでしょうか。

  • 企業:みよの台薬局グループ
  • 役職名:統括マネージャー・人事部長・薬剤師
  • 氏名:池野聖子氏
  • 略歴:
  • 人事部の初代部長として、様々な分野で活躍中。9人いるブロック長を束ねながら、新人研修や社員教育や社員の採用などにも携わっている。

目指す訪問服薬指導のあり方

在宅医療チームの一員として薬剤師に望むことは、医師や看護師など、他職種の方々とのパイプ役だけでなく、患者さんとの会話をたくさんしてほしいということ。「医師には言えないけど薬剤師には言える」、そんな関係になることが薬剤師には求められているのではないでしょうか。 「訪問すると外来調剤がよくわかる」という考えの下、調剤の経験有無に限らず、在宅の経験が重要だと考えています。今の薬剤師には、コミュニケーションスキルが足りない。相手を思いやる気持ち、心配してあげる気持ちが少ないと同時に、患者さんに慕われてよかったという自己満足が多いのではないでしょうか。

■ みよの台で在宅に「はまっていく」薬剤師たち

「今では在宅じゃないと働けない!」そんなスタッフがみよの台薬局グループには集まっています。「個人宅に入ることは抵抗が・・・」「患者さん一人ひとりの人生の最期の時期を背負うのは重過ぎる・・・」など、最初は在宅のとまどいがあることも少なくありません。生半可な気持ちでできることではありませんが、それ以上に外来では経験できない在宅の魅力にはまっていく薬剤師たちがいるように感じます。「在宅訪問服薬指導の醍醐味は一人ひとりのそれぞれの人生を全身で感じられること」と社長の池田がよく口にしていますが、患者さんとの距離も近く本当の意味での信頼関係を築くことができます。

薬剤師に向けてのメッセージ

みよの台薬局では、「訪問のコンシェルジュ」として、家族や周りの人に声をかけることが大切だと考えます。そして「患者さんがいつも待っている薬剤師」を目指し、時には話し相手になるなど、こころのケアという部分でも幅広くかかわっていくのが目指すべき在宅の形です。

2005年から在宅のIVHにも対応できるよう、無菌室を稼動させている薬局もあります。研修制度には特に力を入れており、接客接遇のマナー研修はもちろん、クリニックや施設の見学なども行っています。薬の勉強はもちろん大切ですが、それ以上に相手の気持ちを理解した上でどう対応したらよいかがわかるような高齢者疑似体験なども重視しているのが特徴の一つです。また、勤務地の異動希望や希望地定着制度など、社員一人ひとりのライフスタイルに合った働き方が得られる体制も整えています。人が好き、在宅をやっていきたい、地域に根ざした薬剤師になりたい、そんな想いのある方は、ぜひみよの台薬局グループで実現しませんか。